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【2024年1月16日】<雉始雊><一粒万倍日><天恩日>

今日から七十二候の一つで、二十四節気の小寒の末候となる【雉始雊】(きじはじめてなく)です。
雉始雊(きじはじめてなく)は雄の雉が鳴き始める頃という意味。

キジの雄が「ケーン」と鳴いた後、羽ばたいて大きな音を出すことを「母衣(ほろ)うち」といい、色鮮やかなオスが、メスへの求愛行動で懸命にアピールをするものの、メスが応じず素っ気なく振る舞う様子から「けんもほろろ」という慣用句が生まれたそうです。(諸説あり)

また、大きな鳴き声と激しい羽ばたきで、自分の存在を敵に知らせてしまい、それが元で猟師に狩られてしまうことから「雉も鳴かずば撃たれまい」ということわざが生まれたそうです。口は災いの元ということですね。

また、本日は【一粒万倍日】と、今日から5日間連続で訪れる【天恩日】が重なり、とてもいい日ではあるのですが、惜しむらくは【不成就日】とも重なってしまうので、ちょっと残念な気もしますね。

暦は着実に、前に進んでいます。

まだまだ寒い日が続きますが、ご自愛の上お過ごしくださいませ。

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